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ゆる体操クラブ~シニアが仲間づくり

床に寝転がって体をほぐす体操をする様子
毎月4回、麻生市民交流館やまゆりで「ゆる体操でシニアの健康づくり」が開かれている。
発足は、指導している武藤まゆ子さんが教える場所と参加者を求めて2013年3月に同館を訪れたときに始まる。
対応した同館運営スタッフの藤田康朗さんは、ハードな動きがなく緩やかな体操がシニアにぴったりだと注目。多くの人々が参加できれば、シニアの仲間づくりがさらに発展するのではないかと考え、「ゆる体操クラブ」を立ち上げた。シニアの会、健康見本市などで良さを実演紹介し、会員は現在26名(女性7名)になった。
「きもちよ~く、きもちよ~く」「ほぐれるよ~に、ゆるむよ~に」と全員で声を出しながら、「ゆる体操」は始まる。照明を落とした同館のサロンは、ゆったりとした雰囲気に包まれる。
シニアには筋肉をつけるよりも、固まった体を血流とリンパの流れをよくして緩めることが大切。「ゆる体操」といっても1時間運動した後は汗をかくほどになる。
終わった後、仲間で飲むビールがもう一つの楽しみ。地域の情報、趣味の話など話題は尽きない。
気軽に始められ、“飲みにケーション”も活発な同会は、シニアにとってますます楽しい地域コミュニティーとなっていきそうだ。
(2014年3月8日 神奈川新聞掲載 市民記者・植木昌昭)

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