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かわさきスポーツドリーマーズ~楽しさの「場」づくり

跳び箱の跳び方を指導をしている様子
「誰もが、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しんでほしい。」そんな思いを込めて、現役のスポーツ選手や元体育教師らが立ち上げたスポーツクラブがある。市内全域の小中学生を対象にした総合型地域スポーツクラブ「NPO法人かわさきスポーツドリーマーズ」だ。
子どもたちにスポーツの楽しさを伝えるとともに体力向上を図り、さらに放課後、友だちとの交流を深められるようにとスタートした。3年前のスタート時は7人の小学生の陸上教室だった。現在は、陸上だけで10会場、そしてバレーボール、テニス、バスケット、サッカーなど、主に学校の運動場や体育館を利用して活動しており、会員は850人になった。
コーチ陣は、子どもたちの体力を伸ばし勝つ楽しさを指導するだけでなく、さまざまなスポーツの楽しみ方を伝える場もつくってきた。特別支援児童のスポーツ教室も毎週開いている。
髙尾寛雄マネージャーは語る。「跳び箱を初めて跳べた子が『できた!』とコーチに抱きつく姿を見たときは、本当にうれしかったです」。このクラブには、子どもたちが大人になっても、いつまでもスポーツの楽しさを味わってほしいという夢がある。
(2014年4月26日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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