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パーカッションアンサンブルにまるく~マリンバの調べ届け

演奏会の様子
学年は違うが同じ大学出身の女性4人で結成した「パーカッションアンサンブルにまるく」。
ピアノやギターと違ってなかなか市民になじみの薄い楽器マリンバ。木琴の一種で、鍵盤を毛糸などで巻きつけたマレット(ばち)でたたいて演奏する。
市民がもっと気軽にマリンバを聴けたら、そしてもっとこの美しい音色を市民に届けられたらと、2年前から活動を始めた。活動は年2回の演奏会のほか、高齢者施設や幼稚園などで親しみやすい音楽を届けている。
学生時代は手配された会場で、決められた曲目を演奏するだけで精いっぱいだったが、いまは参加者の年齢や人数、雰囲気などを考えて、会場や曲目はもちろん、衣装も自分たちで選ぶ。
演奏会では、参加者に楽器に触れてもらったり、一緒に歌ってもらったりするなど、交流も大切にしている。咋年のクリスマスには、子どもたちとジングルベルで盛り上がった=写真=。客席との距離が近い演奏会では、「とても楽しかった」「子どもに習わせたい」という参加者の感想を直接、聞くことができうれしいという。
将来、より多くの高齢者や子どもたちの笑顔を見られるように、マリンバを通した活動を広げていきたいと考えている。
(ブログ http://nimaruku.blog.fc2.com)
(2014年5月24日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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