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麻生区クールアース推進委員会~エコのまちを目指し

長沢小学校にて行われたソーラークッカーでの目玉焼き作りの様子
麻生区クールアース推進委員会は「エコのまち麻生」を目指して区と協働で継続した活動を行っている。
初代委員長の飯田和子さんは「今でこそ再生可能エネルギーは日常的話題になったが、2001年から普及活動を始めたのは私たちの誇り。実践していることを人に伝えているのが会の特徴だ」と話す。
活動のスタートは地球温暖化防止のため区に太陽光発電設置を要望したこと。2年後には区役所屋上に区の事業として設置を実現させた。「区の職員は広報など私たちが苦手な作業を担当してくれる。問題は委員に若手が少ないこと」と現委員長の伊藤清美さん。
市民向けの講座や施設見学のほか、次世代の子どもを対象に出前授業を行っている。9月19日、長沢小学校5年生123人を対象にした環境学習では、座学やソーラ―クッカーでの目玉焼き作り=写真=など「おひさまと遊ぼう」の体験学習、クイズ・質問、試食を行った。
委員は太陽光発電を区内に広めようと自宅に設置。その経験を生かし、自宅用の設置説明会を区役所で始めた。「私たちが勉強して問題意識を高めても、それが広がらないと意味がない」。市社会功労賞受賞を受賞した飯田さんならではの言葉だ。
(2014年10月25日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)

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