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多摩区でプレーパークをやっちゃおう会~遊び通して 子を見守る

代表とメンバー4人の写真
2003年に多摩市民館の家庭教育学級「子どもの遊びを考える」を受講したメンバーが、第1水曜の午後、多摩区でプレーパークを開いている。
集合住宅に囲まれた中野島中央公園に、台車や自転車に荷物を積んだ女性が集まってくる。のぼり旗を立て、ブルーシートを広げ、大工道具や半紙、筆・墨汁を並べ、「すいたま」の準備を始めた。子どもたちにこんな危ないものを使わせて大丈夫かと心配すると、「よほどのことがない限り、『ダメ』とは言わず見守っています」と、代表の稲田光世(いなた・てるよ)さん=写真中央=。
学校から帰った子どもたちが、思い思いにノコギリ、トンカチを手にし、木片と格闘する。女の子たちは好きな言葉で書き初めをする。「感謝」の見事な筆遣いに驚かされる。こうした季節の行事も、遊びに盛り込んでいるという。
かあちゃん、みきちゃん、はまちゃん、みえちゃん、みこちゃんと呼び合うメンバーは、何でも教え合い、相談できる関係。子どもの遊びを見守ろうと、地域の母たちが、元気いっぱい子どもたちと遊ぶ。
次回『すいたま』は2月2日。連絡先は稲田さん 電話044(933)2624。
(2011年1月29日 神奈川新聞掲載 市民記者・林 德)

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