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麻生区区民講師 三浦清市さん~安来節広め 健康づくり

どじょうすくい踊りの衣装を着た三浦さんの写真
「広めたい、役立ちたい、笑顔が見たい」。そんな思いでこの10年、三浦清市さん(73)は日本の伝統芸能の一つである安来節の保存会活動を通して、後進の指導やボランティア活動に参加している。
定年後、もともと興味があったこの踊りを正式に習い、3分という短い時間に凝縮されたコミカルな動きに、さらに夢中になった。「足腰を鍛える踊りです。練習すれば、転びにくくなること請け合いです。楽しい汗がかけますよ」と語る。若い時より、健康的になったという。踊りを続けるために、週2回の水泳と毎日6500歩のウオーキングを欠かさない。現在は、高齢者施設や地域センターの祭りなど、多数の出演依頼をこなす。
高齢者ケアセンターで出演後、目に涙を浮かべて握手をした入所者の手のぬくもりが、いつも活動の支えだ。将来、川崎に安来節保存会の稽古場を作り、踊りを伝えていくのが夢。3月12日、麻生市民交流館やまゆりで「どじょうすくい踊りで健康づくり」と銘打ち公開講座を開く。
連絡先は同館 電話044(951)6321。
(2011年2月5日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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