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語りの会 ストーリーテリング幸~子どもと本 つなげたい

おはなし会の様子
成人学校講座「ストーリーテリング」の参加者有志によって会が発足したのは2000年4月。現在のメンバーは15人。「ストーリーテリング」とは、本の読み聞かせとは異なり、聞き手の前で本を見ないで直接語りかけることだ。
日本、アジア、ヨーロッパなど世界中の昔話を中心に「おはなし会」を開いている。一つの話に1人約5分から10分の時間をかけ、1回の「おはなし会」で5、6話を語る。2、3話を語った後、絵本の読み聞かせを1話入れ、残りのお話しをし、最後にお話が掲載されている本の紹介をする。活動場所は主に市内の小学校、幸図書館(年4回)など。また、大人のためのおはなし会も年に1度行う。
定例会を毎月第2木曜日に開いているが、おはなし会が近づくと集まる回数が増え、練習に励む。代表の石田薫さんは「子どもたちの表情に変化が表れ、語り手と聞き手が一体になった時が最高ですね」と言う。「将来、お話を聞いた子どもたちが読書に興味を持ち、子どもと本をつなげる役割を果たす」ことがメンバー全員の願いだ。
(2011年4月9日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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