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「こつぶっこ」多摩保育グループ~気楽につぶやける場を

保育メンバーに見守られながら遊ぶ子どもの様子
多摩市民館などで開催される講座の保育を担当する多摩保育グループが、この4月から月2回、午後1時から3時半まで、同館5階の児童室で、子育てオープンルーム「こつぶっこ」を開いている。
メンバーの市川千恵子さんは「家の中で子どもと二人っきり。大人ともおしゃべりしたい」という子育て中のお母さんが、気楽に「つぶやける」場をつくりたいと、2年くらい前から考えていたという。髙城(たかぎ)陽子代表は、その提案に「こつぶっこ」と名づけた。
「こんにちは」と子どもを抱っこして、やって来るお母さん。どんなにおしゃべりに夢中になっても、心配はいらない。おもちゃを手に、ムニャムニャおしゃべりする赤ちゃんの姿を見守る保育メンバーがいる。
会場は、多摩区総合庁舎の5階の“知る人ぞ知る”場所。多くの親子に来てほしいが、「一時預かりやイベントで、人集めはしたくない。子育ての一環として、来てほしい」という。
申込みは不要で、「いつ来てもよし、いつ帰ってもよし」。誰もがホッとする笑顔で、子どもたちをメンバーが出迎える。「ここに集い、時間を共有する人たちで、何か始まればいいなぁ」と、市川さんはほほえむ。
8月は11日と25日。連絡先は市川さん電話044(911)3865。
(2011年7月30日 神奈川新聞掲載 市民記者・林 德)

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