文字サイズ 背景色

ホーム最新ニュース一覧 > 市民発 >お笑い演芸 黒川企画 アンプル黒川さん~腹話術でお笑い運ぶ

お笑い演芸 黒川企画 アンプル黒川さん~腹話術でお笑い運ぶ

アンプル黒川さんと相棒ののんちゃんの写真
腹話術の道を歩んで30年。アンプル黒川さん(62)の傍らにはいつも、6歳のままの相棒・のんちゃんがいる。「お笑いは人生の活性剤。アンプル1本で一日を元気に!」のモットーを芸名にした。妻とともに二人三脚で活動してきた。
きっかけは、「仕事一筋でなく、難しくても何か芸をマスターして、まわりの人を笑わせ、幸せにしたい」という若い頃の思い。小さな頃から興味があった腹話術を極めたいと、独学で学び始めた。のんちゃんとのデビューは、自分の子どもの卒園式の舞台だった。
「おじさんとのんちゃん」のトレードマークはベレー帽。ほのぼのとした雰囲気は、観客との会話を、キャッチボールのように楽しく引き出す。子どもたちは不思議そうに、のんちゃんに触れ、「友達だよね」と手を引っ張る。福祉施設では「サインして」と大勢の子がノートを持ってきた。「芸人として、今が一番充実している時だと思います」と語る黒川さん。
1時間のショーではパントマイム、紙芝居、けん玉などのパフォーマンスを披露する。のんちゃんと大きなバッグを担ぎ、電車で移動、いつでもどこにでも笑いを運ぶ。
11月6日に開かれる「大磯宿場祭り」では、「おじさんとのんちゃん」が沿道で皆を待っている。連絡先はアンプル黒川さん 電話・FAX045(582)3720。
(2011年10月8日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

(C) 2022 公益財団法人かわさき市民活動センター 
市民活動推進事業