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科学実験教室サポーター・くじら~科学する心を育てたい

科学実験教室の様子
8月20・21日、かながわサイエンスパークで行われた「かわさきサイエンスチャレンジ」に大勢の子どもたちが集まった。「科学実験教室サポーター・くじら」は、「科学と遊ぼう!ワクワクドキドキ玉手箱」(市青少年科学館出展)の11ブースのうち、2ブースで実験教室を開いた。
子どもたちは、エナメル線と紙でバネが作れるのか不思議そうに見ていたが、伸ばしたり、縮めたり、跳ねさせたりして遊んだ後、それぞれ工夫して、重ねた紙コップの間にバネを入れて、おもちゃを完成させた。そこには、「まず基本を理解してから応用を考えさせる」という、この会が目指す、子どもの自由な発想と科学する心の育成をはかる姿がある。
くじらは、2009年秋の「科学サポーター研修会」(同館主催)参加メンバーが主体となり発足。現在20人が活躍している。毎月高津区役所内で定例会を開き、子どもの頃に戻って、アイデアを出し合い、新しい実験メニューを考えている。
ユニークな会の名前は、「鯨のように大きな創造力をもつ」をイメージしてつけた。代表の野田賢耶さん(28)は、川崎市全域の子どもたちに科学のおもしろさを伝えたいという夢をもっているが、活動場所が少ないのが悩み。一緒に活動してくれる仲間を募集している。連絡先は野田さんadon.kenya@nifty.com
(2011年10月15日 神奈川新聞掲載 市民記者・植木昌昭)

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