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かわさき市民共同おひさまプロジェクト~太陽の恵み生かして

地球温暖化防止活動の全国大会でのプレゼンテーションの様子
かわさき市民共同おひさまプロジェクトは、市民や事業者からの寄付と補助金などを活用し、2008年、1号機の太陽光発電設備を川崎市国際交流センターに、11年、2号機の太陽熱温水器を川崎フロンターレ麻生クラブハウスの屋根に設置した。
2月に東京ビッグサイトで開催された「低炭素杯2012」全国大会では、ファイナリストとして出場。太陽光・太陽熱を生かした地球温暖化防止の活動について、プレゼンテーションを行い、全国各地の団体と先進事例のノウハウを学び合った。
代表の岩本孝子さんは、2000年に受講した地域環境リーダー育成講座をきっかけに、遠くでつくられたエネルギーより、小さくても自分たちの手でつくることができる自然エネルギーに魅力を感じたという。
「自然エネルギーって、夢が広がって、わくわくするでしょう」と話す岩本さんは、どこに行くにも大きなバッグを抱え、さっと資料を取りだし、プロジェクトの話を始める。次は、未来を担う子どもたちが利用する施設への設置を検討しているという。
再生可能で、CO2を出さない自然エネルギーの普及によって、原発に依存しない、平和で持続可能な低炭素社会の実現を願う。3号機設置に向け、多くの人のプロジェクト参加を望んでいる。
(2012年4月14日 神奈川新聞掲載 市民記者・林 德)

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