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プレイセンターかんがるー~子育て通じ共に成長

のびのび遊ぶ子ども達を大人たちがサポートする様子
「プレイセンター」はニュージランド生まれの親たちの協同保育活動だ。子育てをもっと楽しみたい親のための場を提供し、子どもを通じて家族が一緒に成長することを目指している。その理念に共感し、昨年「プレイセンターかんがるー」を立ち上げ、27家族が集まっている。
親子で遊ぶ「遊びの広場」と親が学ぶ「まなびあい」のどちらかを週1度行っている。また、遠足も楽しみの一つだ。6月14日、小学校向けの施設「綱島公園こどもログハウス」に行った。参加の男の子が跳び箱をジャンプ。そこによちよち歩きの子が寄る。「あっ危ない」とお母さん。すぐにもう一人のお母さんが子どもを止めた=写真=。
「つい危ないといろいろな物を遠ざけてしまうけれど、きちんと大人がサポートしながら体験ができるのも、大人が多いプレイセンターならでは」と会員アンケートにあるような場面だった。
始まりは中原市民館市民自主学級。プレイセンター協会認定スーパーバイザーでもある市民館職員がサポートする学級から独立して運営してきた。
区は転入者が多く、子育てにストレスや孤独を感じている親も多い。「参加者の出身はほとんどが地元以外だ。親子の居場所作りの必要性を感じた」と前代表山口弥生さん(38)は振り返る。
(2012年7月14日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)

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