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漫画家 よだひできさん~絵と音楽で盛り上げ

自身が作った野菜を手にするよだひできさんの写真
よだひできさん(59)は麻生区在住の自称「歌って野菜を作る漫画家」です。4こま漫画を描いて忙しく、閉じこもってばかりいた30代に家庭菜園を始め、現在約500平方㍍に年間100種類ほどの野菜を作ります。その経験から家庭菜園の本を多数出版しています。
よださんの本は菜園で撮りためた写真と自筆の絵の構成が分かりやすいと好評です。その分かりよさから子供向けの学習漫画も多数依頼されています。
地元の小中学校のPTA、警察が作る防犯用パネルや自治会の配布物に絵を描き、万福寺人参の歌も作りました。地元でライブを開いたり、演芸大会の司会をし地域を盛り上げたりもします。
よださんは音楽で自己表現しようと23歳で山梨から上京しました。「神田川」の歌に出てくるような日々を過ごしていましたが、1年後に「歌ではだめだ」と漫画家へ転向しました。4こま漫画の流行りの頃でした。無休の生活の始まりです。「漫画は小学校以来だけどギャグを作るのが好きだったし自分のスタイルでやれました」といいます。
よださんが歌ってくれました。娘さんが彼氏を家に連れてくる日の父親の心境をつづった歌です。「コミカルな中のペーソスが好きだ」といいます。今後は「趣味の音楽でお笑いをやってみたい」と話しています。
(2012年8月4日 神奈川新聞掲載 市民記者・小島博記)

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