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カンガルー宮前子育てねっとわーく~仲間と楽しい子育て

床に座り、輪になって話し合う女性たちの様子
「カンガルー宮前子育てねっとわーく」が発足したのは1994年10月。子育て中のお母さんのためのタウン誌「おかあさんチョット」(92年6月~94年8月刊行)の読者の会として出発した。いつでも誰でも歓迎のオープンな交流や情報交換の場をつくることで、孤独な子育てをなくし、子育てしやすい街に、という思いを込めて活動している。
子育て中のお母さんたちが集まり、子育て情報誌「kangaroo通信」(年10回発行)の編集や区内6ヶ所で開設している「赤ちゃん広場」(月1回、申し込み不要)などの運営にあたる。代表の小西山香菜子さんも2歳と5歳の子どもを持つ子育て中の母親だ。「やりたい人がやれるときにやりたいことを」がモットーで、自分たちが楽しみながら「みんなも一緒にどうぞ」という気持ちで、大勢のお母さんたちが関わっている。
「通信」を通して生まれた活動は、「カンガルーカフェ」「遊ぼう会」など数え上げればきりがないほど。「自分の居場所が見つかって、子育て仲間もたくさんできて楽しいですね」とスタッフの今井恵美さん。
入会希望者は、応援会費として年間一口1000円(何口でも)が必要で現在の会員は200人ほど。会員には「通信」が送られるが、活動への参加は自由だ。
(2012年9月22日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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