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東京第四友の会~生活のイロハ家庭から発信
武蔵小杉の法政大学第二高等学校のすぐそばに東京第四友の会がある。白い瀟洒(しょうしゃ)な三階建ての「友の家」は、会員でお金を出し合って建てたものだ。会員数は約400人。全国に友の会があり、羽仁もと子氏「婦人之友」の愛読者の集まりだ。東急沿線地域の人が武蔵小杉の友の家を拠点として活動している。主婦が家庭の運営、衣食住、子育てなど羽仁氏の著書を基に勉強し合う。
全国各地で毎年11月ごろに開かれる家事家計講習会がある=写真=。友の会歴28年の水流(つる)京子さん(65)は「家計簿は大元でお金の使い方に命の使い方が現れている。どう使うか、節約でなく反省したり望みや夢をみて、工夫して公共のことを考えて生活する。ひとつの家庭から社会全体へと考えて生活につなげる」と語る。
ほかに、乳幼児グループ、小学生のお母さんの集まりがある。宮前方面リーダーの福永文子さん(45)は「活動を広げるほどいろんな人と出会い刺激を受ける。自分の家庭を見直せて、視野が広がった」と喜ぶ。
(2009年1月10日 神奈川新聞掲載 市民記者・山崎右稀)