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いきいきセミナー実行委員会~共に生きる地域社会を

講演の様子
「介護」という言葉は、世話をする人とされる人の気持ちの交流を考えて「介助」と「看護」を組み合わせてつくられた造語だ。数年後には本格的な高齢化社会を迎えようとしている。
「住み慣れた地域で最後まで、いきいきと暮らせるようにしたい」。その思いから2001年に立ち上げた「いきいきセミナー実行委員会」。住民による住民のための「いきいきセミナー」開催は8年目となった。会場探し、講師への依頼、何よりそれらにかかる必要経費に苦慮しながら、代表の近藤和子さんをはじめメンバー12名は奔走し続けている。
「高齢者は『無病息災』ではなく『多病息災』。あっちもこっちも悪いけれど、まだまだ元気! とすべてに『未知との遭遇を楽しむ』という精神的余裕を持って生きる」。
第22回となる今回の講師は、元NHK解説委員の村田幸子さん=写真=。約200人の参加者たちは、終始うなずきながら熱心に聞き入った。「支え合い共に生きる地域社会づくり」を目指す近藤さんらの志はまだまだ続く。
(2009年1月24日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)

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