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エプロンうさぎ~楽しみながら食育を学ぶ

お話し会の様子
「ごはん、さかな、ほうれんそう」。園児の大きな声がホールいっぱいにこだまする。1月23日、「エプロンうさぎ」の食育のお話し会が、宮前区の宮崎台幼稚園で開催された。黄、赤、緑のエプロンをかけた3人の講師が、食べ物の働きを示す「ちから」、「からだ」、「ちょうし」という名の手作りの貨車を並べてホワイトボードに張り付ける。
そのあと次々に、イラストカードに描かれた食べ物がそれぞれの貨車に積み込まれた。たべもの列車「げんき号」の発車だ=写真=。
「エプロンうさぎ」は神奈川県で活動する栄養士の有志が食育を目的として、2003年に立ち上げた。乳幼児から高齢者までを対象に手作りグッズを使って幅広い食育活動を行っている。
8人のメンバーは依頼があれば県内どこへでも駆けつける。「朝食をとらないなど、食の乱れは生活の乱れにつながります。きちんとした食事が心身の健康のための第一歩だと思うんです」。この日のメンバー全員が口をそろえた。
(2009年2月21日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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