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地域ふれあい「つきやまサロン」~世代を超え活動支える

参加者らの写真
校庭の片隅にある築山、それが名前の由来となった。西丸子小附属幼稚園の保護者OB会として活動を続けていた遠藤敦子さんは、廃園となる幼稚園を地域の触れ合いの場にしようと奔走。署名活動や要望・陳情などを経て、2001年「つきやまサロン」を開設した。
多くのおもちゃをそのまま残した教室は、今もなお子育て支援の場として使われる。隣の教室では、参加者それぞれが特技や趣味を活かしての自主活動に忙しい。バザー売上げが運営費にもなるエコ手芸をはじめ、折り紙アート、紙製グライダー、郷土の歴史、等々力緑地の自然を楽しむ会など、互いが講師になり生徒にもなって、楽しみながら学び合う=写真。
「地域すこやか推進委員会」として、高齢者が生き生きと暮らせるように健康づくり、閉じこもり防止、介護予防のためのボランティア活動も行いながら、0歳児から高齢者まで誰もが住みやすいまちづくりを目指す。遠藤代表は言う。「世代を越えた地域住民の活動拠点では、皆が参加者でありスタッフでもあるのです」。
(2009年7月25日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)

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