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交流の輪ミミズハウス~地元農家の朝取り野菜

店主夫婦の写真
「自分があったらいいなと思うような“面白い店”を始めたかった」と武元昌伸さん(30)。妻の直子さんと2008年の春に、JR南武線中野島駅から徒歩2分の多摩川ハイムの一角にミミズハウスを開いた=写真。
店内は、知り合いの地元農家から仕入れた朝取り野菜でいっぱいだ。「新鮮で安いので、商売のピザの食材として使わせてもらっている」と近隣の今村さんは言う。売り切れによる欠品はあるが廃棄することはない。近所の飲食店が買い取ってくれるからだ。ゴミを出さない生活への思いがある。
店内の小さな交流スペースでは、絵手紙体験、小麦粉粘土やこだわりレシピの食事会などのイベントが催される。店の片隅には、コーヒーのセルフサービス(有料)もあり、壁いっぱいに飾られた利用者が書いた絵(500円~)を見ながら、客同士、お店の人ともおしゃべりできる。
「“いらっしゃいませ”ではなくて、“おはようございます”“こんにちは”であいさつできる店でありたい」と武元さんの表情は明るい。
http://mimizuhouse.web.fc2.com/
(2009年8月1日 神奈川新聞掲載 市民記者・小林光治)

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