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月見台まちづくり委員会~防災を軸にまちづくり

定例会の様子
「自分たちの町が燃えるのをただ黙って見ていられない」「消火栓を使って訓練ができないか」「消防署や民生委員に来てもらおう」定例会でこんな議論が交わされている=写真。
月見台まちづくり委員会は4年前、多摩区生田6丁目周辺約600世帯の月見台自治会で長期的指針を作ろうと設立。「笑顔あふれるふれあいのまち―いつまでも安心して住み続けるために―」課題、目標、将来の方針、ルール、実現に向けてのプランを市の協力で2年半で作成。実施に向け「これを絵に描いたもちにしない」歩みをしている。
全戸配布のPR紙で広報しながら、児童の登下校の見守り、デッドスペース利用の緑化などの活動をする。中でも独自の防災対策を模索し、住民56人が参加しての実地検分、図上訓練を重ね今年3月地元大学の協力でマニュアルを完成。秋にその実践防災訓練を生田6丁目公園で行う。
「子どもがふるさとと呼べる思い出になる街は、お年寄りにもいい街になる。立ち話をする大人がいるので災害時団結できる」と池野廣代表(74)は語る。
(2009年8月29日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)

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