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さいわい加瀬山の会~憩いの森であるために

山の保全活動の様子
7月5日、「さいわい加瀬山の会」のメンバー6人が夢見ヶ崎公園(加瀬山)に集まった。月3回の活動日のこの日は、公園景観の整備のためイロハモミジを南側小倉広場から移植する作業だ。全員が70歳前後とは思えない身のこなしで、手際よく竹やぶを伐採し、移植スペースを確保する=写真。
2003年2月の会発足当時、当時33人だったメンバーは現在19人。メンバーの高齢化という問題はあるが、市民に潤いを与えるために加瀬山の緑の保全・育成活動をするという目的は当初から変わらない。
「宮脇昭博士(横浜国大名誉教授)の『森を回復させるためにはその土地本来の自然植生の木を中心に、その森を構成している多数の種類の樹木を混ぜて植樹する』という考えを手本にしています」。代表の小林恒勝さんが言った。
作業活動のほかにも、毎月1回、区の職員とメンバーが集まり、日吉合同庁舎内で会の運営会議を開いている。
(2009年9月5日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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