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若年認知症グループどんどん~イキイキと前向きに

代表らメンバーの写真
「忘れても失敗しても気にしない! Don’t Worry!」ほのぼのとした「おひさま」マークに、メッセージ入りの「どんどんTシャツ」。デザインしたのは若年認知症の当事者。そして、グループの副代表でもある。メンバーの「働きたい」「社会の役に立ちたい」という強い思いが、Tシャツをはじめ各種製品の製作・販売活動となり、運営資金にもなっている。
「若年認知症」は65歳未満で発症する認知症。この病気の当事者・家族・サポーターが「進行をできるだけ遅らせ、イキイキ生きること」を目指し、中川和子さんを代表として2006年7月「若年認知症グループどんどん」を立ち上げた。=写真
月1回のサロン活動では、スポーツ、バスハイク、絵手紙教室などを楽しむ。また認知症支援専門職も同席する家族相談会も開催。理解者を増やすために冊子発行など啓発活動にも力を入れる。「決して人ごとではなく、誰もがなる可能性がある病気なのです」と中川代表は話す。
仲間になってどんどん楽しもう! 前向きの気持ちが名前に込められている。
連絡先は、中川さんTEL080(1081)3033。
(2009年9月12日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)

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