文字サイズ 背景色

ホーム最新ニュース一覧 > 市民発 >溝口第二町会まちづくり協議会~元気になる住みよい環境

溝口第二町会まちづくり協議会~元気になる住みよい環境

会合の様子
「まちづくり自主協定」を守るためお互いに顔見知りになろうと、10月から毎月「元気づくりの集い」が溝口第二町会会館で行われている=写真。
昨年4月、3階建までとする建物の高さ制限や土地利用などのルールを定めた協定が町会総会で承認された。同町会は高津駅から700メートル圏内にある。小学校や図書館の文教施設や緑地があり、一戸建てと昔からの住民が多いのが特徴だ。
「住民の支持を得られない限り、どんな良い提案をしてもだめだ」と鈴木忠能事務局次長(70)は説く。地域の調和ある美しいまちづくりを目指し、2004年に会が発足した。まち歩きやアンケートを実施後、最も関心の高い問題を洗い出し、ゴミ・犬猫・交通防犯問題に着手。
アイディア会議を5回開催し、区長へ提案書を提出した。協議会ニュースの全戸配布による情報公開を行う。その後1年間検討を重ね、幹線道路を除く限定地域のみを対象とする協定を定めた。
「元気になる住み良い環境にすれば、住民が開発業者に土地を売り払って出ていくことはない」と鈴木次長は語る。
(2009年11月28日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)

(C) 2022 公益財団法人かわさき市民活動センター 
市民活動推進事業