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明治大農学部本所ゼミ~世代や立場超えて連携

「のぼりとわくわくナイトバザール」での様子
明治大学農学部本所ゼミ(多摩区)は、2008年8月から9月にかけて県内の商店街実態調査を実施。安心安全な食の提供や便利な買い物の場所としてだけではなく、地域住民のコミュニティ拠点となることが商店街の活性化にもなるという、核心にふれた報告書を作成した。
この調査を機に、同ゼミの学生たちは、登戸東通り商店街が年4回開催する「のぼりとわくわくナイトバザール」に参加することになった=写真。旧津久井街道沿いにあるこの商店街は、創業100年を超える歴史ある店舗が多い。地元の大学と学生、商店、市民団体、住民らが世代や立場を越えて連携する。
「人と人がつながる場」として、誰もが集い楽しめるイベントを目指し、意見交換や試行錯誤を重ねる。当初12人だった学生も4回目にはおよそ70人が参加。若者ならではの斬新な企画の考案、ポスターや折り込み広告の作成もこなす。
専任講師の本所靖博さんは「この活動であちこちに元気に飛び出していく学生に、ぜひ声をかけてほしい」と話す。連絡先は、明治大学本所ゼミTel044(934)7119。ファクスも同じ。
(2009年12月5日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)

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