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おはなしくまさん~子ども喜ぶ読み聞かせ

人形劇の様子
「あっ、また手袋人形のおばちゃんだ!」メンバーの顔を覚えている子どもたちから歓声があがる=写真。
ここは、読み聞かせグループ「おはなしくまさん」が毎月第3水曜日に活動している中原図書館(武蔵小杉)の2階だ。このおはなし会では、メンバー手づくりのエプロンシアターやパネルシアター、ペープサート(紙人形)が人気だ。ほかにも手遊び歌や絵本の読み聞かせなどあっという間の30分だ。年に1回は、手づくりの人形劇を企画し、子どもたちを喜ばせている。
絵本作家エリック・カールの「くまさん」が名前の由来のこのグループも今年で20年。雨と大荷物は悩みの種だが、皆で乗り越えてきた。
11人のメンバーは、30代から60代、毎月練習に励む。会のリーダー家村喜代江さんは語る。「無理をしないで、できる人がやるというモットーが長く続いた秘訣(ひけつ)です。おばあちゃんくまさんと言われてもこの活動を続けたいです」。
新年1回目のお話会のテーマは干支(えと)にちなんだ「寅(とら)の話」を計画中だ。
(2010年1月9日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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