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NPO法人かわさき市民アカデミー~世代超えて学ぶ喜びを

学長と副理事長の写真
武蔵小杉駅から徒歩12分。生涯学習プラザの中に、かわさき市民アカデミーがある。1993年秋の開講から17年。市民主体のNPO法人を2007年春に立ち上げ、「人間的なつながりを大切にし、地域にひろがる」を唱える和田あき子学長=写真右=と共に運営を行っている。学舎(まなびや)には、現役学生からシニアまで、年間延べ5500人もの受講生が世代を超えて机を並べている。
文学、歴史、政治、経済、生命科学、芸術といった科目のほか、「川崎いまむかし」「みどり学」「多摩川から見えてくるもの」「林住期を生きる」など、ユニークな名前の講座、ミューザ川崎を拠点とする東京交響楽団協力の講座、学びを深め共に語り合うワークショップも開催する。
年1回「受講生のつどい」を開催し、受講生同士、受講生との交流を図るなど、運営にも工夫を凝らす。「学ぶ喜びを実感してもらえる講座づくりをしていきたい」と水流(つる)哲郎副理事長=同左=は語る。
地域に根ざした市民アカデミーは、首都圏でも川崎が誇るものである。連絡先は同NPO法人事務局TEL:044(733)5590(平日のみ)。
(2010年3月6日 神奈川新聞掲載 市民記者・山口陽子)

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