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夢企画TAP~障害ある子と一緒に夢を

演奏会で音楽に合わせて踊る参加者たちの様子
「次は聡君の好きなウルトラマンを演奏します」。障害者最年長の聡君(20)=写真中央=は突然踊りだす。
「(自閉症の息子も)基本的には私たちと変わらない」と聡君の母ひとみさん。「代表とは学生時代から一緒。18回の演奏会の半分は来たかな。楽しいからさ」と、広島に住む村上裕一副代表(25)は言う。
4年前、岩舘尚史代表(28)は、社会人2年目の時に夢企画TAPを設立。大学時代、「障害のある子どもたちと余暇を過ごす」ボランティアと音楽サークルを掛け持つ。卒業後もその経験を生かしたいと思っていたある日、老人ホームから演奏依頼があり、喜んでもらえた。
それで「障害のある子どもに生演奏を楽しんでもらい、一緒に夢を企画したい」と活動を再開。2年前に演奏劇団に自然レク体験部門も加え、ひとみさんに部長になってもらい、草木染体験など五感を使う活動を毎月行っている。
公演の時マイクを持って言葉にならない声を発していた男の子が、終了後「あんがとう」と歩き回っていた。学生の参加も募集中。連絡先は岩舘さん電話090(8497)8812。
(2010年4月24日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)
【団体情報】
夢企画TAP
代表者:岩舘 尚史
電話:090-8497-8812
メールアドレス:jetman0803@yahoo.co.jp
ホームページ:http://truedream21.jugem.jp/

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