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野生動物ボランティアセンター~野生に返し 共存目指す

普及・啓発活動の様子
救護が必要な野生動物を発見したら、野生動物ボランティアセンター(電話044-777-8243)、夢見ケ崎動物公園(電話044-588-4030)、野毛山動物園(電話045-231-1392)などにまず連絡。
野生ではない野良犬や野良猫、カラスやドバトなどは動物愛護センター(電話044-766-2237)に相談する。4~6月に多い巣立ちビナは、親鳥がすぐ近くにいるはずなので、そのままそっと様子を見る。親から引き離すことは保護ではなく、それは「誘拐」だという。
ぜひ知ってほしいことの普及・啓発活動=写真=や、病気や傷ついた野生動物を看護、リハビリして自然に帰すまでを行う「野生動物リハビリテーター」。講習や研修後に受験して資格を取得した、専門知識をもった市民らが、獣医師と連携した活動を続けている。
「被害の90%以上は事故や汚染など、人間が原因。もの言えぬ動物たちの生命を救い、共存したい」。同センターの所長で獣医師の皆川康雄さんはNPO法人「野生動物救護獣医師協会神奈川支部」の事務局長でもある。
(2010年6月12日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)

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