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川崎実年ボランティアの会 会長 伊藤義昭さん ~皆の笑顔が エネルギー源

伊藤義昭さんの写真
「人間が好きだから、続けてこられたのかな」。そう語る伊藤義昭さん(64)=写真=は、既にボランティア歴40余年。その原点は20代で始めた青年フェスティバルの企画・制作だった。舞台装置から手作りで頑張った。その結果得た皆の笑顔が、今も自分のエネルギー源だ。
障害者の介助や彼ら彼女らが働く作業所の開設、町のガイドマップ作り、ごみ処理問題などを考え、実行してきた。車いすの夜間中学校の生徒の送迎は6年間、仕事と生活の調整をしながら続けることができた。それは妻や子どもたちの理解と協力があってこそと、家族への感謝の気持ちを忘れない。
現在、川崎実年ボランティアの会の会長兼コーディネーターとして7年、福祉分野以外の活動について「自分の特技を人に教えることもボランティア活動」と提唱する。フラダンスやマジックなど趣味のサークルは、いろいろな施設などから声が掛かる。最近は小学校からの要望で、「ベーゴマ」「メンコ」を教える人材探しで大忙しだ。「毎日が体力勝負」という伊藤さん、最近はバーベルで体を鍛えている。
(2010年8月21日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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