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京町ほおずき~いきいきと 手芸や体操

音楽体操の様子
「閉じこもることがない元気なお年寄りが一人でも多くなってほしいと思って始めたんです」。世話役の宍戸綾子さんが言った。「京町ほおずき」が活動を開始したのは2001年7月(毎月第4金曜、京町小学校特別活動室)。昼食を挟んで手芸や体操など楽しい時間を過ごす。
取材当日の参加者は10人、ボランティアと合わせ二十数人が集まった。この日は地域包括支援センター「恒春園」の女性スタッフ3人の指導で進められた=写真=。童謡「われは海の子」に合わせた音楽体操では、いすに座ったままの参加者が、スタッフの動作を見ながら歌詞を口ずさみ、指先から足先までまんべんなく動かす。その後、机の周りに集まり、配られたテキストを使って「絵描き歌」に挑戦した。
「介護保険から活動資金の一部は出ていますが、ここの登録対象者(現在21人)は介護保険の適用外の人たちです。平均年齢は80歳前後で、ボランティアとさほど変わらないんですよ。私たちより若いボランティアが増えてほしいですね」。宍戸さんが笑いながら言った。
(2010年8月28日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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