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おいでおいでルーム~親と子ども 共に育つ場

3~4人の子どもたちが遊んでいる様子
代表の伊東二美江さんが公立の保育園を定年退職後、自宅で「おいでおいでルーム」を開設したのが2008年6月。長年、障がい児をはじめさまざまな子どもたちと接し、子育てに悩んでいるお母さんたちを見てきて「何か地域に貢献できないだろうか」と考えたからだ。1年後、自宅では手狭になり、現在の場所(中原区下新城2丁目)に移転した。
閑静な住宅街のマンションの1階、約50平方メートルのフロアには、玩具や本などが所狭しとあふれ、3、4人の子どもが母親と一緒に遊んでいる=写真=。傍らでは、この日初めて訪れた母親にスタッフの一人が付きっきりで応対していた。
親子同伴で来てもらうのが原則で、遊ぶだけではなく、子どもの交流を通して親同士の情報交換をする場所でもある。現在、登録会員は100名を超える。運営しているのは代表と会員の母親ボランティア合わせて9名のスタッフだ。
「カウンセラーを呼んで親子のカウンセリングを実施したり、親子で食べるランチや地域の老人施設との交流などもやっているんですよ」。代表の言葉が耳に響いた。
(2010年11月13日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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