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こどもゆめ横丁~街づくりを 自分で考え

イベントの様子
子どもたちが自分で考えた店をつくり、小さな街をつくる「こどもゆめ横丁」。11月7日、川崎市子ども夢パークで開催されたこのイベントは今年で5回目を迎え、「かわさき子どもの権利の日事業」の一つだ。
「横丁」の門をくぐると、手作りクッキーを売るお店、わり箸鉄砲の射的屋など43店の店が立ち並び、大勢の子どもと大人でにぎわう。「見てってください!」、「一つ70円です」、「すっごい、はんじょうしてね?」と子どもたちの声が飛び交う。本物のお金を扱う子どもの表情は真剣だ。
子どもたちは、横丁会議に出席して、スタッフから出店に向けての注意を聞き、どんなものを、いくらで売るか考える。ノコギリやトンカチを手に、2週間の店づくりに取りかかる。スタッフは、安全点検を欠かさず行うなど、主役の子どもたちを支える。
各店売上げの1割を「横丁税」として集め、同13日の横丁会議で、何に使うかを話し合った結果、今年は「ブランコ・ハンモック」に決定。スタッフの岡本徹平さん(25)は「運営も任せられるようになったらなぁ」と、役割を担える力とつながりを子どもたちに期待する。
(2010年12月18日 神奈川新聞掲載 市民記者・志田麻依子)

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