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NPO法人キーパーソン21~地域で子どもを育てる

インタビューする学生たちの様子
「将来、何になりたい?」と聞かれて答えられる子どもが少ない中、子どもの夢や職業意識をはぐくもうとキャリア教育をしている特定非営利活動法人(NPO法人)キーパーソン21。
活動は、講演会とワークショップ形式の授業が2本柱だ。ワークショップは「自分を知る」「世の中の仕事を知る」「仕事につくための方法を知る」の3段階のプログラムがある。
1月16日には、御幸中学校(幸区)で、仕事について質問をして新聞をつくる「先輩ご意見ラリー」を行った=写真。アナウンサーや介護ビジネス会社社長、市役所職員など地域の大人たちが、生徒たちと向かい合って質問に答える。「企画会議のときはどんなことを大事にしますか」「メンバーの表情が生き生きしてるかどうかですね」
出来上がった新聞の発表では、インタビューを受けた大人たちが、中学生の視点に新鮮さを感じたようだ。代表の朝山あつこさんは、自身の子どもたちを育てる中で「もっと魅力的な大人に出会う場や、小さいときから自分を見つめる機会が必要では」と考えた。地域すべての人がキーパーソンとなって共に子どもを育てる関係をつくりたいという。
(2007年2月10日 神奈川新聞掲載 市民記者・志田麻依子)

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