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NPOかわさきコッコロ~親子それぞれに交流を

幼児向けサロンの様子
公的な施設の管理運営を企業やNPOなど幅広い民間団体に委ねることができるという指定管理者制度。この制度が導入されたのを機に、子どものより健全な育成を目指したいと集結したメンバーで、2005年8月に「NPOかわさきコッコロ」は設立された。昨年4月から麻生区の岡上こども文化センターの管理運営を行っている。
施設を訪れた2月9日は幼児向け行事「岡っこサロン」が開かれていた=写真。室内では大画面でアニメを上映、子どもたちがお絵かきやおもちゃで遊んだり、友達と遊んだりと自由な光景で、見守る親同士の会話も弾み、憩いの時が流れている。このサロンは今年からの新たな試みで、館長の鈴木章之さんは「親子それぞれの交流づくりのきっかけになれば」と考えている。
職員とボランティアスタッフは子どもたちのけがの心配など何かと気苦労も多いが、「苦労より楽しいことの方が多いから」と笑顔で話していた。コッコロの名前の由来はイタリア語で「遊び・かわいい子ども」。より充実した施設の運営のほか、地域のまちづくりも視野に入れた活動を目指している。
(2007年2月24日 神奈川新聞掲載 市民記者・萬田麻依子)

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