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NPO法人ポチたま会~犬や猫に新しい家族を
動物愛護団体「ポチたま会」は、虐待や遺棄された犬と猫を保護・養育し、新しい飼い主を探す活動をしている。本拠地は取手市にあるが、活動エリアは首都圏全般。川崎でも毎月第3日曜日11~14時に平和公園(中原区)で、飼い主探しのための「譲渡会」を開催している。動物たちが再び遺棄されないよう、「家族の一員」としてかわいがってくれる人に譲渡するのがポリシーだ。
代表の川上郁子さんは、子どものときから大の動物好きだった。以前住んでいた米国で動物愛護団体の活動に触れたことが、当会を立ち上げるきっかけとなった。
「米国ではパピーキンダーガーテンと言って子犬の幼稚園があるんですよ。カリキュラムは他の犬や飼い主以外の人間との触れあいなど。早いうちから他者とのよい関係を築くことが結局、犬自身をトラブルから守ります」(川上さん)。会でも「ポチたま幼稚園」と銘打って実施中だ。
悩みは安易な動物の引き取り依頼が多いこと。捨て犬・猫を助長しないようアドバイスして「まずは飼い主さんに最大限努力してもらう」ことを優先している。
ホームページ:http://www7b.biglobe.ne.jp/~inu-neko
(2007年5月26日 神奈川新聞掲載 市民記者・船矢佳子)