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7区まちづくり交流会~共通の目標に向かって

交流会の様子
およそ似つかわしくない大人たちを乗せた幼稚園バスが宮前の街を走っていく。「7区まちづくり交流会」がチャーターしたものだ。川崎市内全区のまちづくり推進組織の有志により結成された。情報交換と交流、人材育成、行政との協働を目的とし、毎月第3火曜に交流会準備会を開く。本番の交流会は、半年に1度、各区持ち回り。担当した区が選んだ市民活動団体を訪問する。
交流会のいいところは、何事も遠慮なく、ざっくばらんに語り合うこと。まちづくりの共通目標があるから、疑問点も批判もズバリ言った方が歓迎される。落書き消しなど、他区の良い活動は積極的に自分の区の活動にも取り入れる。
宮前区での交流会では、持田梨園や初山とんもり谷戸などを巡った。訪問先ではメモを取ったり、活動の様子を撮影したり、みな熱心だ。「この辺りは相続の度にマンションが増えてねぇ」「もったいないねぇ」といった会話も。その後は酒を酌み交わしつつ、お互いの活動を存分にアピールした。
目下の課題は人材育成の進め方と今後のまちづくりにおける交流会のあり方。そろそろ交流の成果も発揮したいと考えている。
(2007年6月23日 神奈川新聞掲載 かわさき市民活動センター)

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