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NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント~人間関係 重視の姿勢で

高層マンションが建設中の武蔵小杉の写真
武蔵小杉は5年後、高層マンションが林立する街になる。工場跡地など43.5ヘクタールに、新しく1万5000人が移り住む。この大量の「新住民」たちとうまく付き合いたい、そんな思いでつくったのがこの特定非営利活動法人(NPO法人)だ。
この通称「小杉エリマネ」は今年4月にNPO法人として設立登記された。現在会員数20人。拠点をつくり、資金を集め、スタッフを募っていく。中原区小杉町に仮事務所を開設した。正会員・賛助会員、寄付を募り、住民全員に月額300円のエリアマネジメント会員になってもらい、専属スタッフを常駐させ、住民へ情報発信、生活支援などを行う計画だ。近くホームページを開設し、「街を歩こう」をキーワードに知ってもらうことから始める。4月1日付「市政だより」中原区版にボランティアを募集すると、2人が応答したという。
歴史と伝統がある周辺77町内会の面々と新しい仲間とどうかかわっていくか、「一番大事なのは人間関係。皆と一緒に取り組んでいきたい」と中原区町内連絡協議会長でもある吉房正三理事長は語る。
(2007年6月30日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)

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