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高津区子ども会議~マップ作り危機管理

安全マップ作りの様子
誰でも入りやすく、周りから見えにくい場所を犯罪が起こりやすい場所と定義し、表示する「地域安全マップ」作りの講習会が、新学期を控えた8月25日、高津区子ども会議主催(協力・NPO法人防犯ネットワーク)により二子子ども文化センターで行われた=写真。
地域安全マップは、危険な場所を見極め、近づかない…など、子ども自身の危機管理能力を高めるのが本来の目的だ。実際に街を歩くと「身近な所に危険が多い」(参加した中学生)と、新たな発見も多い。一方で、地図係、写真係など役割分担して行うフィールドワークや工夫を凝らした地図作りなど仲間同士で協働作業する楽しさも味わえる。「友達にも教えたい」と、参加した8人の小中学生は感想を述べた。
「今後は、高津区全体にこうした活動の輪を広げてみたい」(高津区子ども会議水野委員長)。区長への提言も視野に入れ、町の将来を担う子どもとともに「安心できる町づくり」へと乗りだす。
(2007年9月8日 神奈川新聞掲載 市民記者・田中ミサ)

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