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麻生ファミリー囲碁クラブ~未来の名人育成へ指導

囲碁クラブの様子
「囲碁との出合いは、子どもと見た碁の少年アニメがきっかけです」と、会を立ち上げた高嶋美佐姫さんは語る。それまで碁を知らなかった親子は大いに興味を持ち、学んでみたいと思った。
ある企画で出会った囲碁インストラクターの木下かおりさんと意気投合し、地域に囲碁を広めようと、今年4月に会を発足させた。現在、麻生区千代ヶ丘小学校を会場に月1回、5歳から74歳までの約48人が勉強会(写真は小学生の勉強会)や対局を楽しみに集まる。指導に当たる木下さんは同校の卒業生でもある。
どんなに元気いっぱいの子どもたちも、いざ碁盤の前に座ると一切おしゃべりはしない。相手の手を待つときは背筋を伸ばして手はひざの上だ。対局に負けて泣く子をあえて慰めたりはしない。勝負に対する思い入れや執念が強い子ほど強くなるからだ。直感でどんどん打ってくる子に、親はすぐ追い越されていく。
7月に行われた文科大臣杯団体戦県大会には、千代ヶ丘小から3チーム9人が出場した。
(2007年9月29日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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