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なかはら水と緑の環境ネット~野外歩き感じる自然

観察会の様子
「野帳」という、自然観察ノートを見せてくれた「なかはら水と緑の環境ネット」代表の青木昌夫さん。「観察会の参加者みんなに持ってもらい野外に出かけます」
親子を対象にした水辺の環境教育をやりたいと年間8回から10回、各分野に詳しい講師を招いて身近な多摩川や井田山などで観察会を開く=写真。
「ただ自然体験をして楽しむだけではなく、1年を通した野外活動の中で何かをかたちにしてほしい」
真夏の多摩川河口では干潟の泥に肌をふれ、シジミやカニや小魚を素手で捕らえる。冬の井田山ではフカフカの枯れ葉を集め子どもたちがダイビングをする。この森が、やがては川につながることを感じてほしいとの思いだ。
また時には風呂や台所の水を調べ、汚した水の行方を問いかける。私たちの暮らしの中であまりにも身近で便利で見えなくなっているものに気付いてほしい。
「なにかを形に」の輪郭がつながって見えてくる。
(2007年10月20日 神奈川新聞掲載 市民記者・佐川麻理子)

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