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パピルス~外国人ママ交流の場

交流会の様子
「このサークルに通うのは、もう日本での生活の一部です」。流ちょうな日本語で話すのはインドネシア人のスブキ・マヤさんだ。エンジニアである夫の転勤で世界を転々としているが、日本に来るたびここに通う。会が誕生した5年前から参加した3人の子どもたちは、今では日本が大好き。姉弟げんかも思わず日本語だ。
毎週、宮前郵便局コミュニティルームには、外国人ママが色とりどりのベビーカーを押して集まってくる=写真。もとは日本語の学習が目的だったが、日本料理の作り方や博物館の子連れ見学など、日本文化も紹介している。乳幼児が駆け回り、メンバーの出産ラッシュも毎月のよう。日本人でもまごつく役所の届けや病院の世話などスタッフは大忙しだ。代表の飯田みどりさんは「ティータイムのときは、嫁姑問題や子育ての悩みで盛り上がります。女性の悩みに国境はないですね」と話す。
「大きくなったら日本で勉強したい」と言って帰国した子に会える日を楽しみにしている。
(2007年11月3日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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