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あたら食堂~毎日の食 大切さ学ぶ

お話し会の様子
「あたら」は古語で「もったいない」「大切にする」という意味。「あたら食堂」は、NPO法人ぐらす・かわさきで行われている「親子で素食!」の参加者を中心に結成された。まだ1年にも満たないグループだ。現在の活動の柱は、メンバーの鈴木順子さんを講師に隔月ごとに催されてきたお話し会=写真=だが、2月27日、「ぐらす・かわさき」で開かれる5回目が最終回となる。
テーマは、鈴木さんが「ぐらすレター」に連載中の「豆と雑穀と私とアトピー」をテキストにして、有害物質や少食など、そのたびごとに決められる。メンバーや参加者はほとんど小さな子どもを持つ母親たちだが、それぞれの体験談を基に話す姿は皆真剣だ。環境ホルモンの影響、添加物や農薬などの話から自然食へとつながり、やがては東洋医学や断食療法、自然療法の話へと発展していく。
毎日の食事の大切さから自然の素材を使った料理作りにも挑戦し、自然治癒力を高めることも目指している。
(2008年2月2日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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