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ミニたまゆり子ども会議~「町づくり」学生が支援

予行演習の様子
川崎市麻生区の田園調布学園大学のキャンパスに、9日~11日までの10時~16時、子どもだけで運営する町「ミニたまゆり」が登場する。
町には市役所、銀行、飲食店など40店以上あり、職業案内所で随時求人票が出される。そこから仕事を選び、働いて「ユリー」と呼ばれるお金で給料をもらう。税金を払った後は、町で食べたり、遊んだりと使い方は自由だ。
同大学の学生たちが全面的にサポートし、企画から予行演習=写真=まで、事前準備を重ねてきた。「子どもたちの笑顔が何よりうれしい」と、1年生で実行委員長の有村さん。
3回目となる今年は、地元の消防署、警察署、ディーラーが協賛し、警察や消防の仕事体験ほか、ランボルギーニ・カウンタックとの撮影会も。楽しみながら社会の仕組みを学ぶ「子どもの町作り」に地域からも応援の手があがる。
「中学生になっても絶対に参加したい」(小6女子)と、大学発祥の地域活動の芽は、すくすくと成長している。
(2008年2月9日 神奈川新聞掲載 市民記者・田中ミサ)

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