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NPO法人アクト川崎~市民共同の発電所

ソーラークッカー実演の様子
地球が悲鳴をあげている。その現状を踏まえて、国から地域へと、環境保護活動の輪が広がっている。
幸区在住の主婦岩本孝子さんの転機は、地球環境問題の講演会にたまたま参加したことがきっかけだった。想像を超えた現状に、言葉が詰まった。あれから10年。「自分ができること、ささやかなことから始めよう」と、NPO法人アクトのソーラーチームメンバーとして、ソーラークッカーの実演などを行う=写真。そして今、リーダーとして取り組むのが、川崎市初の太陽光を利用した「市民共同おひさま発電所」。市国際交流センターに、今年夏に設置、稼動の予定だ。
設置費用825万円。700万円は助成金を利用し、残りの125万円は市民から寄付を募る。「みんなでつくる『マイ発電所』であることを知ってほしい」と岩本さん。7kwの発電設備に、未来への夢をのせて、3月いっぱい募金活動は続く。
問い合わせは電話044(233)0158=NPO法人アクト川崎内市民共同発電所プロジェクト。
(2008年2月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・田中ミサ)

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