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合同ボランティアネットワーク~中高生ら力を結集

多摩川での清掃活動の様子
「募金をするのはボランティア?」「謝礼はもらってもよい?」。多摩川の清掃後、やっと一息の昼食タイムで、約70人の中高生はボランティアに関する○×クイズで盛り上がる。
2月10日、多摩川からごみをなくそうと早朝から集まったのは、ボランティア活動を自分たちで企画・実行・提供する「合同ボランティアネットワーク」の県内を中心とした若者たち。今年で10周年を迎えた。
自然環境をきれいにする川の清掃活動はやりがいがあると力を入れる。危ないガラス破片や水を吸って重い毛布などを運ぶとき、この時季の雪解けの川べりは泥との格闘だ。それでも参加者は「大変だけど楽しい」と笑顔で話す=写真。
代表の池本達哉さん(逗子開成高校2年)は「いろいろなボランティア活動を経験して子どもと接する楽しさを知りました。この発見から将来の職業を決めました。特別支援学校の先生です」と話す。ちなみに冒頭のクイズはそれぞれが考え出した答えが「答え」だそうだ。
(2008年3月8日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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