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21世紀川崎教育フォーラム~世界を広げ、自分の糧に

ストリートダンス実演の様子
「未知の世界を広げ、自分たちの仕事の糧としたい」と江頭秀夫代表(70)は語る。会は教育関係者等20人ほどで、毎年フォーラムを開く。「教育者・行政は自分の専門だけでなく、もっと外の人たちに目を向けよう」と無名の活動家を呼ぶ。
時には若きストリートダンサーを招き、実演とトークショー=写真=を実施した際は、「技を磨くために、道路で練習していると分かった」「外見などで判断してはいけない、冷ややかでなくよい理解者になりたい」との反響を得た。「知らない者同士4人が集いダンサーを目指す、私は不登校児」との告白もあった。質疑応答と懇親会でのゲストとの交流に重点を置く。
住んでいても川崎を知らない市民に「かわさき散歩」という本を発行、「かわさきの昔と今を語る」出版記念シンポジウムを開き、それをきっかけに昨年散歩会を3度実施するなど、その内容によって発展する。
有料にもかかわらず毎回行政・市民を含む100人が参加する会も今年で14年目を迎えた。
(2008年3月15日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)

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