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東門前ファイターズ~サッカー通じ地域づくり

サッカーチームの練習の様子
少年サッカーチーム「東門前ファイターズ」は33年の歴史を持つ。東門前小学校のサッカー好きの教諭が放課後に子どもを集めて教えたのがきっかけで、今では毎週土日、周辺校から90人以上が日没まで汗を流す=写真。
休日返上でコーチにあたる父親は子どもたちとともにボールを追いかける。30度を超す真夏日も極寒の真冬も、試合となれば母親たちが分担して用具などの大きな荷物を運ぶ。
チームの代表、加藤さんは言う。「昔と違って都会の子は地域とかかわることが少なくなってきています。ファイターズを通して地域と交流を広げたり深めたりできればいいですよね」
地域の小学校の課外授業にサッカーを教えに行き、外でみんなで遊ぶことの楽しさを知ってもらう活動も行ってきた。6月の多摩川美化運動では、日ごろ試合で使う中瀬グランド周辺を、高学年、役員、保護者が一緒になり半日かけて清掃する。
ここには、子どもから大人までが一緒に大声で笑いあえる場所がある。
(2008年3月22日 神奈川新聞掲載 市民記者・西尾ひろ美)

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