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NPO法人グループ・ビボ~暴力受けた女性が避難

活動紹介イベントでの様子
女性による女性のためのシェルターを運営するグループ・ビボ。夫や恋人など親密な男性の暴力から逃れてきた女性たちに、避難場所を提供し、支援する民間団体だ=写真はすくらむ21での活動紹介の様子=。
今年で8年目となる現在、シェルターを24時間守るのは、ボランティアを含む31名。滞在中の食材や今後の生活に必要な情報の提供など、本人の気持ちに沿った支援を行う。場所の秘匿や病気への対応、利用者間の調整など、緊張が伴う場面もある。しかし、かつての利用者が元気でいることを耳にした時など、気持ちが和む瞬間もある。
スペイン語で「私は生きる」という意味の「ビボ」。一方で、生き続けようとする女性たちを支える活動には、運営費やさらなる家屋の確保など、抱える課題は多い。
最後にビボの夢を聞いた。「シェルターに入る女性がいつの日かいなくなること」と、すぐに答えが返ってきた。
(2008年7月19日 神奈川新聞掲載 市民記者・山本雅恵)

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