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多摩区みんなの公園体操運営委員会~転倒予防へ手づくり体操

体操の様子
午前9時、多摩区菅稲田堤の稲田公園。みんなで円陣を作り、体操が始まった。動作を案内するテープに合わせ、全身の屈伸など約30分かけて行う。体操の後、全員で手をつないで点呼。参加者は60人、拍手と「お疲れさん」の声で終了する。「以前は体調を崩しがちだったが、無理なく楽しく参加でき丈夫になった」と週2回参加する松岡さん、生江さん。
「多摩区みんなの公園体操」と名付けられたこの体操は、2006年5月に地元のボランティアと保健福祉センターが協力し、つくり上げた。現在、約70人の運営委員の指導のもと、菅地区5カ所をはじめ、多摩区内23の公園などで週計26回実施、年間約3万人の参加がある。2007年10月には転倒予防医学研究会から大賞を受賞した。
会長の田中茂利さん(81)=写真手前=は言う。「健康になって仲間も増え、こんなに楽しいことはない。もっともっと公園体操の輪を広げたい」
問い合わせ、多摩区役所保健福祉センター℡044-935-3294。
(2008年7月26日 神奈川新聞掲載 市民記者・小林光治)

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