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幸国際子育てクラブ「トントン」~育児通して異文化交流

ハロハロ作りの様子
「トントン」は1996年、外国人市民の子育て支援を目的として設立されたボランティアグループだ。「日本語学級や、娘が通園していた幼稚園での出会いをきっかけに中国人と韓国人の3人で立ち上げたんです」と代表の池田さん(50)。現在は、毎月第4火曜日、川崎市幸市民館での「トントンキッズ」(未就園・学児対象の親子交流グループ)の運営を軸に、外国人市民の日本語学習中の保育や外国の絵本の読み聞かせなどとボランティア活動の幅も広がってきている。小学校の国際理解授業にも外国人とともに参加している。
取材した日は、「トントンキッズ」から育った小学生の夏休みの活動中で、フィリピンのかき氷「ハロハロ」(ごちゃまぜの意味)作りの日。参加した親子が紫芋やバナナ、あずきなど、思い思いのトッピングで楽しんでいた=写真。「国によってはお弁当をもっていく習慣がありません。メンバーがお弁当を紹介したり一緒に作ったりしたこともあります」。メンバーの一人が話してくれた。
(2008年9月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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